司馬遼太郎 [books]
今日はお気に入りの本について。
昔は村上春樹なんかの創作小説が好きだったけど、
最近はノンフィクション系がお好み。
歴史物や事件もの、その反対でSFなんかもよく読む。
現実は小説よりも奇なり。
なかでも司馬遼太郎ものがとくに好き。
菜の花の沖から入って、竜馬がゆくや坂の上の雲、世に棲む日々
なんかを読みあさっている。
司馬さんの小説の味のあるところは、膨大な資料にもとづいた人物描写。
無欲で滅私奉公な人物を主人公にし、私利私欲な人物は有名でもこきおろす。
自分の生活の中でもこの両者の違いが神経にさわるようにわかる。
かっこいい人間と醜い人間の差って社会的地位よりも、度量の大きさで
決まるとおもうし、かっこ悪い人間にはなりたくないなーと思わせる。
涙ありたまに笑いあり感動あり、へたな映画よりおもしろい。
全10巻なんて当たり前だけど、つまんないところは読み飛ばすという
方法を知ってから楽しめるようになってきた。
今読んでいるのはこれ↓おすすめ。
私も今「巧妙が辻」読んでいます。司馬遼太郎はこれが初挑戦なんですけど、
読みでがありますね。
目標は「坂之上の雲」の読破!
なんだかどんどん読んでいきたいなと思いました。
by (2006-05-10 08:47)