【映像研から見るサラリーマン論】自己実現するならやりたいことを発信し続けること(第1話) [アニメ]
まず、ぼくはアニメを普段あまり見ていないし、業界に詳しくないし、コミケにも行ったことがありません。(コミケは行ってみたいが)
たまたま寝る前につけっぱなしのテレビを消そうとしていたら、見たことないオープニングが流れていたので目が止まったんです。
本編見ているとなんとなく普通のアニメでないと直感的に感じて、ついつい最後まで見てしまいました。
このアニメはいろいろな魅力がありそうですが、なぜぼくみたいなおじさんが見たかというと、ストーリーが会社やサラリーマンの世界と重なったからだと思います。
(今のところ)美少女も出てこないし、エロい衣装もないし、恋愛ネタもない。
敵や戦いは出てくるが、あくまでも浅草氏の妄想なので、このアニメではむしろ現実の否定と捉えられている。
ここでは、映像研の内容や魅力は語らないが、普通のサラリーマンが見て気づいた学びを書いていきます。
今回は第1話です。
*バラバラな個性の主人公たち
主人公はアニメの設定になさそうな女子高生です。
・浅草みどり:自分の頭の中で冒険を妄想するのが趣味
・金森さやか:お金がすべて
・水崎ツバメ:アニメが好きな読モ
(本編ではそれぞれの名前に「氏」をつけて読んでいるので、ここでもそれに従いますね)
考え方や体の体格、家庭環境がすべてバラバラな3人。
高校になると同じ偏差値の試験を通ってくるので、ぼくの経験では似たような学生が集ると思います。
だから、これだけバラバラな個性の学生が出会えたことと、これから一緒に行動することは幸運かもしれない。
*サラリーマンもそれぞれ個性を持っている
『私の考えた最強の世界、それを書くために私は絵を描いているから設定が命なのです。』
浅草氏が本編で主張した言葉です。
世の中のサラリーマンだって、同じ会社にいてもいろいろな個性が詰まっているのに、今までは会社は出る杭を叩いていた。
社長になりたい人もいれば、将来独立したい人もいる。
もちろん、外に営業に出たい人もいれば、事務所でエクセルを打ちたい人、絵を描きたい人などやりたい志望も違う。
やりたいことがあれば、堂々とまわりに発信すべき。
でないと、あなたを探している別の個性を持った人が見つけられないから。
変わってもいいからやりたいことを言い続けていれば、人生は好転していくと思います。
大切なのは、会社に依存することなく、自分は何をしたいのかを探し続けること。
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【映像研には手を出すな】アニメから学べるクリエイティブな5つのポイント [アニメ]
今日は、巷で流行っている「映像研には手を出すな」というアニメからクリエイティブな仕事を考えていきます。
※僕はアニメには精通していないので、想像の部分もあります。
公式サイトはこちら
TVアニメ『映像研には手を出すな!』公式サイト
このアニメは現在(2020年2月)、NHKの深夜に放送されているアニメで、原作は大童澄瞳氏が描いています。
舞台は近未来の高校の部活で、3人の女子高生のアニメ製作をストーリとしています。
背景が細かく書き込まれ、見ていて楽しいです。
オープニングでは3人の主人公の独特なダンスが音楽とマッチしていて、SNSでも小さい子供たちがテレビ見ながら踊っています。
①アニメ制作の現場が再現されている
この作品は(おそらく)実際のアニメ制作の現場を再現しています。
絵コンテ、作画、進行などの各担当がいて、厳しいスケジュールと予算で自分たちの好きなアニメをどこまで表現できるかが描かれています。
②映像研のストーリーはこんな内容
3人の主人公は、アニメ制作をしたいという共通の理由で新しく映像研という部活を立ち上げます。
新組織を立ち上げるための困難があり、部室の整備から予算の取り付け、新部活の承認など描かれています。
また、自分たちがどんな世界観を表現したいのか、スタッフ同士の葛藤もあります。
③アニメ制作の最小限スタッフが主人公
主人公は3人で、絵コンテや背景を担当する浅草氏、人物などの作画を担当する水崎氏、予算やスケジュール進行などを担当する金森氏がそれぞれの個性を発揮しています。
おじさんキャラの浅草氏、読モをやっている水崎氏、職人のような金森氏など、バラバラの個性がぶつかり合います。
④クリエイティブな作品にもスケジュールと予算が必要
ストーリーも決して派手でなく、生徒会へのプレゼンテーションや他の部からのアニメ制作の受注などが描かれています。
詳しくはネタバレなので詳しくはテレビを見てもらいたいですが、内容は(おそらく)現実のアニメ制作現場に近いのだと思います。
どの分野でも同じですが、まず製品を開発するには厳しい予算とスケジュールがあり、組織である以上組織内外ともに調整や折衝やつきものです。
そんな産みの苦しみを、独特な世界観でオブラートで包みながらストーリーが進んでいきます。
⑤会社でも意識してクリエイティブな環境作りを目指す
我々普通のサラリーマンでも、よく直面する現場の風景に感じました。
クリエイティブな作品を作る、スマートに作業を進める、なんてことを目指しても社内外からいろいろな制限をつけられます。
この作品を通して、自分が求めるクリエイティブな行為はいろいろ戦いながら生み出すものなのだと共感しました。
クリエイティブって言葉より地味で泥臭い部分もあるんですよね。
それを如何に他人に見せずに達成するか、僕のこれからの課題です。
⑥漫画が特におすすめ
ちなみに、漫画も出ていて、こちらはテレビよりさらに世界観が先鋭で刺激受けます。
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